ニュージーランドで小さい赤ちゃんを産みました

初めての赤ちゃんを高齢で妊娠・出産しました。premature baby で生まれた赤ちゃん記録です。

忙しい病棟

この頃になると休憩や食事の時間に顔を合わせるお父さんやお母さんと色々話をする事が多くなりました。会話の殆んどが赤ちゃんの事、または病棟内で起こっている事の話です。と、いうのも病棟内は広くはなく看護師さんや先生達の話している会話が気にしてなくても耳に入ってきます。私たち親は病棟内では静かに時間を過ごしていたので
赤ちゃんの世話が無いときは自然に周りを観察する時間があるというのも理由の一つでもありますが、それよりなにより病院での時間が私たち親にとってすべてのような生活をしていたからです。
数人のお母さんは前にも早産でその時は近所の病院が一杯で他の病院に移動、もしくはもう少しでオーストラリアに赤ちゃんが送られそうになったことなど興味深い話をしてくれました。赤ちゃんが小さく生まれるもしくは医療のケアが必要な場合は基本的には近辺の病院に入院ですがそれが不可能な場合は病院がほかの病院とやり取りをすることになっているようで、遠くに送られた赤ちゃんの親が病院と交渉して、空き次第地元の病院に移動と慌ただしい様子が私たちの病棟でも行われていました。
同じ病棟のお父さんやお母さんたちと自分たちの赤ちゃんの相談をしたり話を聞いたりする機会は私にとって一日の楽しみでもあり、重要な時間になりました。病院内のゴシップを話すことがある意味ストレス解消になったし、タームベイビーとは違う赤ちゃんの成長を理解できる相手としてお互いを労わることが出来る機会だったからです。