ニュージーランドで小さい赤ちゃんを産みました

初めての赤ちゃんを高齢で妊娠・出産しました。premature baby で生まれた赤ちゃん記録です。

退院するためにやらないといけない事

退院が近いと感じ始めたのに、担当の看護師さんが退院の準備のためのチェック リストについて話すようになったのがあります。退院するためには親がCPRのトレーニング、シェーキング ベイビーについてのビデオを見る、赤ちゃんをお風呂に入れる練習を受ける事などがありました。実はうちの赤ちゃんをお風呂に入れたのがこの時が初めてで、看護師さんから丁寧に赤ちゃんをお風呂に入れる方法をおそわりました。入院中にはよく考えるとオムツの変え方、赤ちゃんの寝かせる向き、ミルクボトルについてなど、当たり前の事をキチンを教えてもらえる機会が出来て、私たち新米の両親には学ぶことが多かったと思えました。だからこそ退院についても前向きに考えることが出来たのだと思います。

フィーディング プラン

ボトルを導入してからはその日の担当の看護師さんと相談しながら母乳の練習を続けました。なぜなら赤ちゃんがボトルと母乳両方を練習するということで赤ちゃんが疲れやすくなり結局最後にはチューブで残りのミルクを与えることになるからです。
初めのうちは母乳の練習に力を入れるときはボトル フィーディングは
次回の時にしてどちらかに集中するという方法でした。そうすることにより初めはボトルを上手に吸う事が出来なかった赤ちゃんも時にはボトルに入ったミルクを全部飲める様になりました。その分母乳もずいぶん上手に吸う事が出来る様になったとおもいます。この頃になると退院をますます意識するようになり、看護師さんに練習の時間を増やすためにもペアレント ルームに空きがある時に泊まりたいか聞かれるようになりました。と、いうのもたいてい急にその日に泊まりたいか聞かれるのですが、ほかのお母さんは自宅に子供がいたり家庭の事情なのでいきなり泊まることが出来る人たちがあまりいなかったのもありました。この頃私の目標は赤ちゃんの鼻に入っているチューブを外せる状態にもっていくことだったので、オファーを受けたときは泊まるようにしていました。
ただ今まで、ほかの赤ちゃんが鼻のチューブを引っ張ったりして新しいチューブを入れないといけない時に いつも大きな声で泣く赤ちゃんの姿を見ていて うちの赤ちゃんがまたチューブを入れないといけなくなる状態だけは避けたいと感じていました。

ミルクボトルを導入

母乳をあげた後にチューブでミルクを足し続けるといつまで経っても赤ちゃんが退院できないという考えとこれは赤ちゃんのせいではないという気持ちから、その日の担当の看護師さんと話をしました。彼女は20年以上赤ちゃんを面倒見てきたベテランの看護師さんで、物事をはっきり言う人ですがその言葉から優しさが伝わる感じの女性。話しやすいので私の気持ちをすぐに悟ってくれ、いつもわたしたちが どれだけ良いペアレンツかと前向きな言葉をかけてくれていました。その彼女に私からミルクボトルの導入は出来ないのかと聞いてみました。
病院では母乳が赤ちゃんにとって自然で一番という考えから市販のミルクの使用は基本的には推奨していません。(私の様に母乳が出ない場合は仕方ないですが。)そしてミルクボトルの使用は基本的にはタブーなような雰囲気がありボトルを使っていたのは家庭の事情がありお母さんの訪問ない赤ちゃんとほかの病院から転院してきたもう一人の赤ちゃんのみでした。
その看護師さんは私の話を聞いた後、すぐにボトルの導入を次の夜のシフト(私が病院にいない時間帯)から始めようと言ってくれました。初めは赤ちゃんは夜眠くてミルクが飲めない、もしくは飲めても10ミリなど少量でしたがそれでも最終的には与えられたミルクをほとんど飲めるようになりました。
その後ほかのお母さんからどのような過程で私の赤ちゃんがミルクボトルを使うようになったか聞かれました。
この時点では退院してからもしかしたら母乳が増えるかもという期待からボトル(粉ミルク)と母乳のミックスでと考えていました。